えっちゅうじま |
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八丁堀 | ||||
越中島駅の所在地は東京都江東区。地下ホームである。駅の周りには住宅地があるものの、大きな団地があるわけでもない。さらに快速が通過することや、東京駅の乗換えが不便(詳しくは京葉線の問題点を参照)であることもあり、駅の周りの住民はほとんど門前仲町駅を利用するため、駅利用者は東京23区内にある駅であるにもかかわらず少ない。
越中島駅の基礎データ | |||
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所在地 | 東京都江東区越中島2丁目 | ||
駅の開業年月日 | 平成3年3月10日 | ||
JRの所属路線 | 京葉線 | ||
利用可能路線 | JR京葉線(各駅停車) | ||
駅の利用状況 | |||
年度 | 一日平均乗車人員(人) | JR東日本エリア内順位 | 2009年度の京葉線内(ただし東京駅と西船橋駅を除く)の一日平均乗車人員数は16駅中最下位である。23区内に所在する駅であるにもかかわらず、利用者が少ない。 |
2000 | 3650 | 402 | |
2001 | 3537 | 407 | |
2002 | 3571 | 401 | |
2003 | 3728 | 392 | |
2004 | 3780 | 384 | |
2005 | 3879 | 380 | |
2006 | 4060 | 377 | |
2007 | 3981 | 382 | |
2008 | 3930 | 387 | |
2009 | 3874 | 387 |
利用者は少ないが自動券売機、自動改札機設置駅である。また指定席券売機も設置されている。利用者が少ない割には自動改札機の数が何故か多い。またかつては利用者が少ないにもかかわらずみどりの窓口も設置されていたが、現在は閉鎖されている。
地下ホーム。島式ホームである。
発車メロディは、当駅での停車時間が短いことや当駅で使用している発車メロディが長いため、発車メロディが最後まで鳴ることはほとんどない。
1 |   | 京葉線 新木場 舞浜 海浜幕張 蘇我方面 | 発車メロディー(緑の光線(Verde Rayo)) | --- |
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  | 武蔵野線 新木場 西船橋 新松戸 南浦和 府中本町方面 |
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2 |   | 京葉線 八丁堀 東京方面 | 発車メロディー(緑の光線(Verde Rayo)) | --- |
越中島駅の改札付近 | 越中島駅のホーム。左側が1番線。 | 越中島駅を通過する特急列車。 |
越中島駅ホームA。右側が2番線である。 | 改札口(改札内から撮影) | 駅名標@ |
駅名標A | 発車標 | 日比谷線への誤下車の注意を促す張り紙。 |
越中島駅は東京23区内にある駅であるにもかかわらず、利用者があまりにも少ない駅である。駅周辺に工場や倉庫が立ち並ぶ、二俣新町駅や市川塩浜駅よりも利用者が少なく、京葉線内では利用者が最も少ない駅である。原因としては以下のようなことが考えられる。
越中島駅からさほど離れていないところに東西線・大江戸線の駅である門前仲町駅があり、運賃・運転本数・所要時間の観点からも都心方面のアクセスには門前仲町駅のほうが便利である(京葉線の東京駅から他路線に乗り換えるのには時間を要する)
東京駅から新幹線を利用する場合でも、京葉線地下ホームから新幹線ホームにアクセスする場合と、門前仲町駅から東西線を利用して大手町駅から徒歩の場合とではあまり所要時間が変わらない。さらに東京駅に行く都営バスが近くを通る永代通り沿いに頻繁に運行されている。つまり東京駅での接続に関して優位ではない。
また地上に出るにも階段が狭く、かつてはエスカレータやエレベータの設備もなくバリアフリー化も遅れている駅であった(現在はエレベータが設置されている)。
越中島駅の徒歩圏内の駅は以下の駅がある。
かつては東京商船大学(現東京海洋大学)が副駅名になっていたように、地上に出ると東京海洋大学越中島キャンパスがある。駅の北側は住宅地である。近年は越中島駅周辺にも高層マンションが次々に建設されている。また隅田川をはさんだ月島にもさほど遠くはなく、高層マンション群が見受けられる。門前仲町にも近く、富岡八幡宮、深川不動尊、門前仲町駅にも徒歩でアクセスできる距離にある。
周辺の主な道路
利用可能な停留所として1番出口付近の「越中島」と3番出口付近の「東京海洋大学越中島校舎前」の2つがあるがどちらのバス停も同様の路線が発着している。都営バスが運行しており、東京テレポート駅前行や亀戸駅前行などが頻繁に運行されている。時刻表などは下の外部リンクを参照。
かつてはホームの駅名標にカッコ書きで「東京商船大学」と副駅名が記されていた時期があった。しかし東京海洋大学に改称されてからは、東京海洋大学が副駅名にはなっていない。
かつて武蔵野線直通列車は快速で運転されており、当駅は通過であった。京葉快速も通過である為、運転本数が少ない駅であった。しかし2013年3月のダイヤ改正で、武蔵野線直通列車は各駅停車となり当駅に停車するようになった。結果として当駅を発着する列車が終日大幅に増発されることになった。