ひがしまつど |
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市川大野 | ||||
東松戸駅の基礎データ | |||
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所在地 | 千葉県松戸市紙敷字宮田767 | ||
駅の開業年月日 | 平成10年3月14日 | ||
JRの所属路線 | 武蔵野線 | ||
利用可能路線 | JR武蔵野線 北総線 | ||
駅の利用状況 | |||
年度 | 一日平均乗車人員(人) | JR東日本エリア内順位 | 2006年度の武蔵野線内の一日平均乗車人員数は24駅中第23位である。前年度の伸び率も南流山駅に次いで2位である。最近駅の利用者が増加傾向の駅である。左の表を見ても分かるとおり、駅開業以来利用者は伸び悩み最下位に低迷していたが、駅周辺の開発が盛んになってきているので、2006年度はついに新小平駅を抜いた。 |
2000 | 7808 | 294 | |
2001 | 8581 | 286 | |
2002 | 9146 | 284 | |
2003 | 9533 | 281 | |
2004 | 9841 | 276 | |
2005 | 10170 | 274 | |
2006 | 11049 | 266 | |
2007 | 11959 | 257 | |
2008 | 13248 | 244 |
武蔵野線が南北に、北総線が東西に通っており、武蔵野線と北総線が直交しているところに駅がある。武蔵野線・北総線共に高架駅であるが、北総線のほうが高い位置を通っている。
高架、対面式ホームである。ホーム幅が広いので広々している。
東松戸駅の発車メロディーは珍しい曲を使っており、「春一番」は当駅のみで使用。「sunny islands」は千葉県内では、当駅と新松戸駅のみである。しかしいずれの曲もフルコーラスで鳴ることはあまりない。
1 |   | 武蔵野線 新松戸 南浦和 武蔵浦和 府中本町方面 | 発車メロディー(sunny islands) | --- |
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2 |   | 武蔵野線 西船橋 新木場 東京 海浜幕張方面 | 発車メロディー(春一番) | 発車メロディ「春1番」はこのホームのみで使用。 |
高架、島式ホームである。武蔵野線ホームよりも高い位置にある。そのため北総線のホームはかなり高い位置にある。エスカレーターはあるがエレベーターはない。現在、京成成田新高速鉄道線建設により、当駅が通過待避の駅となるため、拡張工事中である。
1 |   | 北総線 京成高砂 日本橋 西馬込 品川 羽田空港 横浜 京急久里浜 三崎口方面 |
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2 |   | 北総線 京成高砂 日本橋 西馬込 品川 羽田空港 横浜 京急久里浜 三崎口方面 |
3 |   | 北総線 新鎌ヶ谷 印西牧の原 印旛日本医大方面 |
4 |   | 北総線 新鎌ヶ谷 印西牧の原 印旛日本医大方面 |
改札口 | JR側からの北総線への入り口 | 北総線の駅舎 |
駅構内 | 切符売り場 | JRのホーム |
発車標 |
成田新高速鉄道(平成22年開業予定。京成本線と北総線を利用し、一部区間を新設して成田空港と都心を結ぶ路線)の東松戸駅の一般特急停車については未定であり、現在検討段階である。仮に停車すれば、成田空港と松戸市・埼玉県・東京都の武蔵野沿線との接続が良くなる。また駅周辺の開発も更に進むこととなる。そのため、千葉県や松戸市・武蔵野沿線の一部の自治体は成田新高速鉄道の運行主体となっている京成電鉄に対して要望している。
以下の3経路が考えられる。武蔵野線東京行きの利用・西船橋駅から東京メトロ利用のどちらの利用の場合も乗車時間はほぼ変わらないが、東京メトロ利用の場合は西船橋駅で乗り換え時間が掛かるので、乗換えが一回もない武蔵野線東京行きの利用が最も早く到着する。運賃や運転本数の面からは東西線利用のほうが優位である。また北総線を利用して東京駅にアクセスすることも可能であるものも運賃がかなり高くなる。
駅開業から、しばらくたっているが駅周辺の開発は遅れている。とはいえ最近になってマンションが次々と建てられており、建設中のマンションも多く、徐々にだが駅前は賑やかになってきている。それでも多くの空き地が見受けられ、とりわけ駅の東側は空き地が多く、夜になると真っ暗であり、静かであるため田舎のような雰囲気もある。また梨園もある。
駅前にバスロータリーがあり、京成バスと新京成バスが運行している。京成バスの路線は本八幡行の1路線のみである。新京成バスは3路線である。時刻表は下記の外部リンク参照。
北総線の駅のほうが先に開業した。その後しばらく北総線と武蔵野線は交差しているにもかかわらず、武蔵野線には駅が設置されなかった。
松戸市および区画整理組合の駅周辺の開発失敗により、利用客は伸び悩んでいた。しかし、最近は増加傾向にある。また今後、成田新高速鉄道線の開業によりさらに、周辺の開発が進み駅周辺の人口や駅の利用者が増加することが予想される。
北総線の運転本数が少ないのに加え、特急・急行が通過駅となっているため、当駅を発着する列車の運転本数は少ない。武蔵野線の運転本数も多いとはいえない。さらに、北総線の運賃が割高なのに加え、都心に向かうには3社の運賃合算によりさらに運賃が割高になる。このことが駅周辺の開発の失敗原因の一つになったと考えられる。
上記の理由から乗り換えメリットはない(特に武蔵野線から北総線への乗り換え。都心に向かうなら西船橋駅で総武線や東西線に乗り換えたほうが便利で運賃も割安)ため乗換駅としての機能は期待できない。ただし成田新高速鉄道線の開業により成田空港に向かう乗換駅としては期待できる。