まくはり |
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幕張本郷 | |||||
幕張駅の所在地は千葉県千葉市花見川区。幕張新都心(幕張メッセやマリンスタジアム等)の最寄り駅と間違えて降りる人が多い駅である(実際の最寄り駅は海浜幕張駅である)。駅の周りは道が狭い。あまり知られていないが、平日・休日共に、朝に始発列車が1本存在する。
幕張駅の基礎データ | |||
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所在地 | 千葉県千葉市花見川区幕張町5丁目 | ||
駅の開業年月日 | 明治27年12月9日 | ||
JRの所属路線 | 総武線 | ||
利用可能路線 | 総武線各駅停車 | ||
駅の利用状況 | |||
年度 | 一日平均乗車人員(人) | JR東日本エリア内順位 | 徐々に利用者が減ってきていたが2006年度は上昇した。幕張本郷駅よりも少ない。 |
2000 | 15767 | 212 | |
2001 | 15804 | 213 | |
2002 | 15632 | 215 | |
2003 | 15459 | 213 | |
2004 | 15105 | 216 | |
2005 | 14990 | 218 | |
2006 | 15268 | 218 | |
2007 | 15292 | 220 |
橋上駅舎を有する。総武線各駅停車の路線以外に総武線快速2本と幕張車両センターに通じる線路が1本、計3本の線路がある。そのうち幕張車両センターに通じる線路には橋上駅舎につながる乗務員用の階段が設置されている。
地上、2面3線の島式ホーム。中線があり、中野方面の始発と千葉方面の一部の列車が発着するがほとんど使われず、試運転の列車や臨時列車がたまに停車する程度である。そのほかダイヤが大幅に乱れたときは、当駅折り返しが設定されることがあるためそのときに使用される。
1 |   | 総武線(各駅停車) 津田沼 西船橋 錦糸町 中野 三鷹方面 | 発車メロディー( ) | --- |
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2 |   | 総武線(各駅停車) 津田沼 西船橋 錦糸町 中野 三鷹方面 | 発車メロディー( ) | --- |
3 |   | 総武線(各駅停車) 稲毛 千葉方面 | 発車メロディー( ) | --- |
4 |   | 総武線(各駅停車) 稲毛 千葉方面 | 発車メロディー( ) | --- |
幕張駅ホーム。中線がある。 |
三鷹方面は基本的に1番線発。ただし平日・休日ともに早朝に1本のみ始発列車があり2番線発。
千葉方面は4番線発。ただし平日・休日に1本ずつ3番線発の列車あり(始発列車ではない)。
改札内に店舗はなし。改札外には改札口前に、Newdays(コンビニ)あり。
南口 | 改札口(改札内から撮影) | 北口 |
広い駅構内。 |
海浜幕張駅・・・JR京葉線の駅。当駅から最も近い他路線のJRの駅である。バス(シーサイドバス)あり。徒歩でも可能だが30分程度。
駅名は幕張だが一般的に”幕張”というと幕張新都心(海浜幕張駅周辺を言う)をさす。幕張新都心の最寄り駅は海浜幕張駅である。なお総武線内で幕張新都心に距離的に近いのは当駅だが、実際に総武線内から幕張新都心に行くには幕張本郷駅からバスを利用するのが一般的である。
なお幕張駅からも海浜幕張駅や千葉マリンスタジアム行きのバスがあるが駅からやや歩く必要があり、さらに運転本数がやや少なく不便(ただし最近は運転本数は多くなってきている)である。また徒歩で幕張新都心方面へのアクセスは当駅から可能だが、海浜幕張駅まで30分前後、幕張メッセまで50分前後要する。なお幕張新都心の一部施設(大学や高校)は当駅が最寄り駅となるものもある。例えば放送大学本部など。
駅名が”幕張”というため、幕張新都心に行く利用者の誤下車が多い(特に関東圏ではない人)。
駅前周辺が住宅地や商店街となっているため、道が狭くさらにバスロータリーがない。そのため幕張新都心を初めとした、各方面のアクセスに不便である。駅前の再開発が求められる。
近くに京成千葉線が走っており、幕張駅から北西方向に京成幕張駅がある。駅の南側は商店街と住宅地である。人通りがそこそこある。北側も同様に住宅地であるが、人通りは少なく静かである。駅の周辺の道は狭い。幕張地域(花見川区側)の紹介ページも参照のこと
駅前にはロータリーがないため、バス停がえきからやや離れたところにある。
幕張駅北口(千葉シーサイドバス)
駅の北口から東洋バス本社の脇にあるバス停まで歩く必要がある。行き先は幕張新都心(海浜幕張駅、千葉マリンスタジアム行きや幕張本郷駅、八千代駅(実籾駅経由)、長作町、花島公園行きがある。海浜幕張駅行きのバス本数は多いが、その他の方面への運転本数はあまり多くない。ちなみに海浜幕張駅には、幕張本郷駅からのバス利用より当駅からのほうが運賃が若干安い。
京成幕張駅(京成バス)
京成幕張駅前にある。平日の日中や休日は毎時2本(30分間隔)程度である。平日朝や夕は3〜4本運転され、ハイテク通り経由(海浜幕張駅まで行くことを考えると遠回り)で運転される。
上記でも述べているが、幕張新都心に総武線内の駅で最も近い幕張駅は、かつて総武線側の幕張新都心への玄関口とする計画があった。これは幕張新都心駅周辺の都市計画とともにJR幕張駅の周辺を商業ビルなどで再開発する計画が持ち上がり、実際に一部地域の用地買収も行われた。結局一部の地元商店街から反対の声が上がり、この計画は挫折することとなった。代わりに幕張本郷駅を玄関口にすることにした。ただこのことが皮肉にも駅前の商店街衰退を招く原因の一つになり、JR幕張駅周辺の発展に足を引っ張っている。さらにバスロータリーがないことや周辺道路の狭さによって駅前に直接バスが乗り入れできず、バス交通が発展せず各方面のアクセスを不便にしている。
幕張本郷駅からバスの利用を促す看板 |
改札口付近にある注意を促す看板(ホワイトボードに紙を貼り付けている) |
当駅から幕張本郷駅間には総武線内(千葉駅より以西)で唯一の踏切がある。その踏み切りは開かずの踏切となっている(総武線4路線京成線2路線を渡るため)。以前は2箇所ありそのうち1箇所は地下道の開通により踏み切りは撤去された。将来的にもうひとつの踏み切りも地下道を作ることによりその踏み切りもなくなる予定である。
”幕張”という駅名のためか、免許センターや幕張メッセなどの幕張新都心に向かう人の誤下車が多い。駅の階段付近には「免許センターや幕張メッセは幕張本郷駅からバスを利用」といった旨の看板がある。また幕張メッセで大きなイベントがあるときは改札口付近に、手書きや張り紙で同様の注意を促すことが書いてあるホワイトボードが置いてあるときがある。
駅南の商店街の通りを抜けた付近に”幕張駅入り口”というバス停がある。かつてJR京葉線開業以前は海浜ニュータウンの稲毛・検見川地区へは、バス輸送が中心であり、稲毛駅への道路が整備されていなかったため、幕張駅入り口を起点に運行されていた。なお現在もバス停自体は存在するが、駅までやや遠いことや(徒歩5分程度)、京葉線の開業もあり、平日に海浜交通と千葉シーサイドバスがこのバス停を終着とするものが1・2本程度運行される程度である。バスロータリーもあったがほとんど使用されておらず、半ばゴミ捨て場(車や自転車が捨ててあった)になっていたためか、最近壊されてしまった。なおこのバス停がある場所は道が広いため、幕張新都心へのバスの運行そのものは可能であるが、なぜか幕張新都心方面の頻繁なバス運行はなされていない。理由としては駅からやや離れているためであることが考えられる。
千葉シーサイドバスの幕張駅バス停。駅からやや歩く。 | 総武線の複々線区間唯一の幕張駅〜幕張本郷駅間にある踏み切り。手前は京成千葉線の線路。 |
総武線・総武本線:幕張本郷 - 幕張 - 新検見川 - 稲毛 - 西千葉 - 千葉 - 東千葉 - 都賀 京葉線:海浜幕張 - 検見川浜 - 稲毛海岸 - 千葉みなと - 蘇我 外房線:千葉 - 本千葉 - 蘇我 - 鎌取 - 誉田 - 土気 内房線:蘇我 - 浜野 |